理学療法士

理学療法士の資格を活かした仕事や別の道は?病院以外の就職先を解説

理学療法士が資格を活かした働き方
  • 理学療法士は病院以外にどんな職場で働けるの?
  • 理学療法士の資格を活かしたセカンドキャリアを知りたい
  • 実際に理学療法士以外の仕事をしている体験談を知りたい

 

 

理学療法士が働く分野としてもっとも人気があるのは「病院」ですよね。まずは病院で経験を積んで、キャリアを形成していく流れが主流です。

 

くまはら
くまはら
私が初めての就職先に選んだのも病院でしたし、同級生の9割は病院に就職していました!

しかし、病院勤務は「単位のノルマがきつい」「セラピストの数が多くて、人間関係の構築が大変」という悩みを抱えている人も少なくありません。

 

この記事では、理学療法士が病院以外で働くならどんな職場があるのか、そして理学療法士の資格を活かしたセカンドキャリアについて解説します。

理学療法士が病院以外で働ける別の道はある?

理学療法士は老健や訪問看護など、病院以外で働いている人がいます。では、実際に病院以外で働くPTはどれくらいの割合いるのでしょうか?

日本理学療法士協会が発表している理学療法士の就職先と会員数の表を見てみましょう。

 

施設 会員数

(休会者含む)

病院など 84,218
介護サービス施設・事業所 訪問型 訪問リハビリテーション 679
訪問看護ステーション 4,746
定期巡回・随時対応型訪問介護看護 12
訪問介護 39
通所型 通所リハビリテーション 1,186
通所介護 2,015
施設型 介護老人保健施設 6,741
介護療養型医療施設 28
介護医療院 71
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) 856
有料老人ホーム等 242
ケアプラン 居宅介護支援 147
福祉用具 福祉用具貸与 32
ショートステイ 210
障害福祉施設 障害者支援施設等 障害者支援施設 188
地域活動支援センター 19
身体障害者社会参加支援施設 身体障害者福祉センター(A型、B型) 31
障害者更生センター 17
児童福祉施設等 824
老人福祉施設 有料老人ホーム 31
老人福祉センター(特A型、A型、B型) 26
障害福祉サービス事業所 障害福祉サービス 生活介護 541
障害児通所支援事業所 児童発達支援 51
放課後等デイサービス 118
教育研究施設 専門学校 制専門学校 818
大学(院) 短期大学 1,691
研究施設 国公立の研究施設 85
特別支援学校 57
行政・自治体・団体・機構等 行政機関 338
地域包括支援センター 直営・委託 260
団体 日本理学療法士協会 21
都道府県理学療法士会 17
その他団体 86
法人本部等 医療法人 10
その他法人本部等 331
企業、起業、公的保険外サービス ヘルスケア産業 知識分野、運動教育等 173
スポーツ関連 スポーツトレーナー(プロチーム契約) 19
その他企業等 介護サービス(公的保険外) 227
一般企業 963

引用:日本理学療法士協から一部抜粋(10人未満は省略)

「え!こんなところで働いている人がいるの?」と思ってしまいますよね。理学療法士の資格をもっていながら一般企業に勤めている方も1,000人近くおられます。

くまはら
くまはら
PTが活躍できる現場は病院だけじゃないんだね!

 

では、病院に勤務するPTと病院以外で働くPT(休会者含む)を比べてみましょう。

病院で働くPT 84,218人
病院以外で働くPT 27,260人

 

病院以外で働く理学療法士は約24%でした。10人に2~3人の理学療法士は病院以外で働いています。理学療法士が病院以外で働くという選択肢は、決してめずらしいことではありません。

 

実際は、理学療法士協会に入っていないPTもいるので、病院以外で働くPTの割合はさらに多いのではないかと推測されます。

(リハビリスタッフの少ない職場は、協会に入っていない人が多いですから…)

【セカンドキャリア】理学療法士が病院以外で働ける職場一覧

理学療法士が病院以外で働く職場は、具体的にどんな施設・職種があるのでしょうか?理学療法士が病院以外で働ける職場の一例を紹介します。

くまはら
くまはら
意外な職場もありますよ!

【病院以外の職場①】老人保健施設(老健)

介護を受ける高齢者が自立するために入所する施設が老人保健施設(老健)です。老健に入所すると必ずリハビリを受けるため、PT・OT・STが配置されます。

 

施設の規模にもよりますが、1施設につき2~3人のリハビリスタッフを配置している施設が多いです。リハビリスタッフの人数が少ないので、少ない人数で人間関係を構築できるのかが重要なポイントです。

 

給料は病院と同じ水準で募集する施設もあり、病院以外でも一定の年収は維持したい理学療法士におすすめの職場です。

【病院以外の職場②】デイサービス・デイケア

デイサービスは機能訓練員として、デイケアはリハビリ専門スタッフとして募集があります。人員は1施設につき2~3人の配置が多いでしょう。

 

最近はリハビリ特化型デイサービスといったリハビリをウリにしている施設もあり、ある程度の知識や技術が求められる場合があります。

 

デイサービス・デイケアは介護の人員が少ないと、理学療法士がトイレ誘導やオムツ交換をしたり、送迎業務をする場合があります。(私が勤務していたデイサービスはがっつり介護業務をやらされました…)

デイサービス・デイケアで働くなら、介護業務に抵抗がないかが大切です。

 

デイサービス・デイケアはレクリエーションやお祭りのようなイベント開催を定期的に開催します。仮装して踊ったり、歌を唄ったりなどのお祭りごとに抵抗がないのかも重要ですね。

 

デイサービス・デイケアの給与水準は、病院と同じかやや給料が少ない職場が多いです。機能訓練の単価ってそんなに高くないので、理学療法士を雇ってもあんまり儲かりません。リハビリをウリにしているデイなら、給料交渉の余地があるかもしれませんね。

【病院以外の職場③】クリニック(個人病院)

クリニックは特に整形外科での募集が多いです。主に外来患者に対してリハビリをするので、短いリハビリ期間・コミュニケーションでいかに成果を出せるのかが大切です。

 

クリニックの経営者が絶対的なトップなので、考えが合わないドクターだと働きにくいかもしれません。

最近の整形外科は物理療法が中心なので、物理療法セッティングが主な仕事という場合があります。また、病院に比べれば、勉強会や研修が少ないです。

 

また、クリニックは個人経営なので、医師不在による倒産リスクがあるのも特徴です。病院の跡取りがいなくて倒産するクリニックも多いので、「定年まで働ける職場がいい」という理学療法士には向いていないです。

 

クリニックの給料は、儲かってるクリニックだと病院よりも高い職場があります。ただし、「土曜日は半日出勤」や「公休日は休診日だけ」といった感じで公休に偏りがある場合があるので、公休数はしっかりチェックしておきましょう。

【病院以外の職場④】訪問看護ステーション

訪問リハビリは母体となる病院に勤務する必要がありますが、訪問看護ステーションは看護師が開業できるので、最近はどの地域でも理学療法士の募集があります。

 

訪問は基本的に1人で行動するので、気分的にかなり楽です。

くまはら
くまはら
私は移動中にコンビニへ寄っていました…笑

 

しかし、トラブルが起きても1人で解決する必要があるので、ある程度経験を積んだ理学療法士でないと勤務は難しいです。

また、看護師と一緒の職場で働くので、看護師と仲良くなれるのかがかなり重要です。看護師に「こいつは仕事ができない」と思われると、かなりつらいですからね…笑

 

訪問看護ステーションは給料が高い分野でしたが、最近はリハビリ職員による訪問報酬が下がってきたので、理学療法士の給料はそれほど高くありません。地方では年収400万円ある求人も少ないです。

ただ、自分1人で行動できる気楽さはとても魅力的ですね。

【病院以外の職場⑤】放課後デイサービス(障害分野)

放課後デイサービスや自立訓練、就業支援施設などの障害分野も理学療法士の求人があります。最近は放課後デイサービスの求人が特に多いです。

障害分野の施設は小児・子供に対してリハビリをするので、理学療法士によって合う・合わないがある分野です。

 

病院に勤務していると高齢者に対してのリハビリばかりになるので、年齢が若い人に対するリハビリに抵抗がなければ、障害分野の職場がおすすめです。

 

障害分野の給料は、施設によってまちまちです。最近は放課後デイサービスの給与水準が高くなっています。儲かるんでしょうね。

入所型の施設や就労支援の理学療法士の給料は、病院よりも低い場合がほとんどです。

【病院以外の職場⑥】専門学校教員・大学教員

理学療法士は、専門学校や大学の教員になれます。教員免許は必要ないので、教育に興味がある人は狙いたい職場です。

教員の魅力は給料が高いことが魅力です。年収600万円以上の募集が当たり前にあるので、給料の額を重視したい人は教員がおすすめです。

 

教員のデメリットは休みが少ないこと、学生に勉強を教えれるだけの知識が必要です。仕事がメインになってしまうので、小さい子どもがいる方や共働きの方は家族の理解が必要です。

【病院以外の職場⑦】行政・地域包括支援センター

市役所や地域包括支援センターなどの行政機関でも理学療法士の募集があります。

行政は予防分野や健康増進の分野での仕事をします。地域での健康教室や講演、イベント開催の企画などが主な仕事です。

 

予防分野に興味がある方、その地域に密着した働き方をしたい方は行政がおすすめです。

行政は絶対に倒産しないので、定年まで働きたい人には働きやすい分野でしょう。しかし、給料はそこまで高くなく、交渉しても給料は上がらないので、事前に昇給額などを確認しておく必要があります。

 

あと、行政は公務員になるので、副業や兼業が禁止されている場合があります。「お金が足りないからアルバイトしよ」とかできないので注意しましょう。

【別の道】理学療法士の資格を活かしてできる仕事

前の章では、理学療法士の資格が必要な仕事を紹介しました。では、理学療法士の資格がなくてもできる仕事を紹介します。

【病院以外の職場①】フィットネス施設・ジム

フィットネス施設やジムでは、運動プログラムの立案や実際に運動を教えるインストラクターとして働いている理学療法士がいます。

  • 運動を教えるのが好き
  • まともにコミュニケーションがとれる人と関わりたい

という人におすすめです。

 

私の知り合いに、理学療法士からヨガインストラクターになった人がいます。転職した経緯やその後のお話を以下の記事でまとめています。

理学療法士をやめてよかった!転職体験談や辞めた後の仕事を紹介医療報酬や介護報酬の減算、理学療法士の供給過多など、理学療法士をとりまく環境は良くなっているとは言えません。 私が勤務していた病院...

 

フィットネス施設やジムの求人はけっこう多くありますが、給料水準が低かったり、正社員ではなかったりと年収は低めです。

ただし、人気のインストラクターになれば歩合が発生する場合もあるので、病院に勤めるよりもはるかに高い年収を手に入れることも可能です。

 

当たれば一発がある分野ので、自分の知識やコミュニケーション能力、容姿(めっちゃ大事)に自信があるなら挑戦してはいかがでしょうか。

【病院以外の職場②】福祉用具の販売・レンタル

理学療法士なら必ず関わったことがあるであろう「福祉用具の販売・レンタル」の会社も理学療法士の転職先として人気です。

福祉用具の使い方、セッティングの仕方はもともと知識があるので、それほど勉強しなくても仕事ができます。

 

ただし、「福祉用具の販売・レンタル」は営業が必要です。

福祉用具を導入してもらうよう営業して回らないといけないので、患者が向こうからやってくるリハビリスタイルに慣れていると、けっこうしんどいかもしれません。

未開拓の病院・施設へ飛び込み営業するなんてこともあるので、メンタルも必要でしょう。

 

「福祉用具の販売・レンタル」は病院よりも給料が低い会社がほとんど。そんなに儲かる分野ではありません。

ただ、仕事のほとんどが外回りなので、仕事に慣れてしまえば自分のペースで仕事を進めていけるので楽です。

【病院以外の職場③】一般企業

理学療法士で一般企業に勤める人も大勢います。特にヘルスケアや医療機器、スポーツや健康食品といった分野は理学療法士の資格を活かしてできる仕事でしょう。

 

特に大都市に住んでいる方は理学療法士を資格を活かして働ける職場が多いので、病院に勤めるよりも給料がアップする可能性が高いです。

 

私は福岡のド田舎に住んでいるので、残念ながら理学療法士を雇ってくれそうな一般企業はありません…泣

一般企業への転職は住んでいる地域にもよるので、自宅から通える範囲で良さそうな一般企業があれば、ぜひチェックしてみてください。

理学療法士の資格を活かして病院以外で働くメリット

リハビリ室で働いていると「理学療法士をやめたいな…」と感じることありますよね。病院以外で働けば、病院勤務特有の悩みから解放されます。

理学療法士が病院以外で働くメリットを解説します。

人間関係の悩みから解放される

大規模病院や回復期病院は、セラピストの数が50人以上を抱える施設がありますよね。規模が小さな病院でも、10人くらいはセラピストがいるはずです。

セラピストの数が多いほど、気が合う人もいれば嫌いになる人も出てきます。私も「あいつに会いたくないから仕事行きたくない」と思う時期がありました。

 

病院以外で働くと、セラピストの数はそれほど多くないので「人間関係の悩みから解放された」という理学療法士は多いです。

くまはら
くまはら
職員が多いほど、人間関係の悩みも増えるよね…

 

「Aさんがしている手技は意味ない」とか「あの人、可動域訓練ばっかりしてサボってる」みたいな、セラピストのマウントの取り合いがありません。

人間関係の悩みから解放されたいなら、病院以外の転職を考えてみましょう。

単位のノルマや書類業務がない

病院は1日に取得する単位がきついところがありますよね。次々に患者のもとへ行きリハビリをして、仕事が終わったら疲れ果てる毎日を過ごしていませんか?

 

病院勤務の理学療法士は、日々の記録や計画書、添書などの書類業務が多いです。リハビリの実務が終わったのに、書類業務が終わらないと、サービス残業になってしまいますよね。

 

病院以外の職場は、書類業務が少ない、もしくは業務時間内で書類業務をする時間があります。老健やデイなどは1日中リハビリの実務をするわけではないので、勤務時間内で書類業務が終わる職場がほとんどです。

サービス残業がない・定時で帰れる

病院勤務は「仕事が終わらなければサービス残業」というスタンスがいまだに残っています。研修会や委員会活動、学生へのフィードバックで残る場合も基本的にサービス残業です。

 

サービス残業という文化が当たり前となり、残業代を申請できない雰囲気の職場は少なくありません。

残業をしたら残業代を請求するのは当然なので、病院以外の職場は残業がない、もしくは残業代が出るメリットがあります。

症例発表や研修・勉強会の強制参加がない

病院に勤めていると、院内や学会での症例発表を強制されるケースがあります。発表の準備はもちろん勤務が終わった後にするので、病院勤務はプライベートな時間が少ないです。

私も実際、科長の研究発表の手伝いで深夜0時まで手伝わされたことが何度もありました。(普通にパワハラですよね…)

 

また、協会開催の勉強会や学会に強制参加させられ、せっかくの休日が潰れてしまうこともありますよね。

 

病院以外の職場はセラピストの数が少ないので、症例発表や学会参加を強制されることはありません。家族がいる理学療法士が多いので、休日の勉強会参加もそれぞれの任意です。

幅広い分野の知見や経験を得られる

病院以外の職場に勤めると、その分野でしかできない経験や知識を得られます。病院勤めで「毎日同じことの繰り返しだ…」と感じているなら、病院以外の職場をおすすめします。

 

介護分野に勤めれば、介護保険利用までの流れやケアマネジャーの仕事を学べます。障害分野なら、障害をもつ家族の気持ちを理解できるようになるでしょう。

 

特に、個人経営の職場であれば、患者や利用者に来てもらうための営業ノウハウを学べるのが一番のメリットでしょう。

患者が勝手に来てくれる病院では、営業力は身につきません。今後、自営業や副業を考えるなら営業力を身に付けておいて損はありませんよ。

 

理学療法士の資格を活かして病院以外で働くデメリット

理学療法士が病院以外で働くデメリットはもちろんあります。「やっぱり病院で働いとけばよかった」と後悔しないために、病院以外で働くデメリットも理解しておきましょう。

 

理学療法士の人間関係が断たれる

病院以外で働くと、これまで交流のあったセラピストと交流が断たれる場合があります。特に一般企業に勤めるとこれまでの人間関係はリセットされます。

私も病院を辞めた後は、病院内のセラピストや理学療法士協会の仕事で繋がっていた人とはまったく交流がなくなりました。

 

しかし、考え方を変えれば「仕事だけで繋がっていた薄い人間関係」が解消されただけなので、今までとは違い人間関係を構築したいならデメリットに感じることはないでしょう。

理学療法士よりも給料が下がる場合も

病院は安定した収益があるので、理学療法士の給与水準も高い傾向にあります。病院以外の職場に勤めると、ほとんどの場合で給料が下がります。

 

しかし、病院以外の職場は「給与交渉がしやすい」という利点もあります。求人票に載っている給料で雇用契約をするのではなく、面接時に必ず給与交渉をしましょう。

 

特にPTの経験が長い方や家族(子供)がいる方は、給与交渉によって求人票よりも給料がアップする可能性が高いですよ。

実際に理学療法士から別の道に進んだ体験談

実際に理学療法士から別の道に進んだDさんの体験談を紹介します。

  • Dさん 男性
  • 新卒で系列の回復期病院に勤務
  • 28歳でメンタルヘルス系の大手会社に就職
  • 転職後は年収400万円→600万円にアップ

 

Dさんは新卒で養成校の系列病院に就職しました。リハビリの大手グループだけあり、セラピスト数は100名を超えるマンモス病院です。

「勉強ができるから」という理由で系列の回復期病院に就職したのですが、リハビリ業界の体育系体質が合わず、人間関係は孤立していたそうです。

 

給料は新卒で年収400万円あり、昇給や福利厚生も充実していました。しかし、体育系セラピストから得意はでないソフトボール部や飲み会の強制参加が嫌になり、転職を考えたそうです。

 

「病院に就職しても、また同じことの繰り返しかも…」と考え、理学療法士の資格を活かせる職場への転職を決めました。転職エージェントで中途募集している会社を探したところ、メンタルヘルス系のコンサルをしてる大手企業に応募しました。

 

大手企業なので、初任給から年収600万円・土日休み・残業代も1分単位で支給されるホワイト企業だったそうです。

Dさんは「毎日スーツ着ていくのに慣れないけど、リハビリ業界のような体育会系体質がないので楽しい」と話されていました。

理学療法士が資格を活かしてセカンドキャリアを歩む具体的な方法・流れ

理学療法士が病院以外の仕事を探すなら、転職エージェントを活用した転職活動をおすすめします。

自分では思ってもみない分野を紹介してくれることもあるので「こんな会社で理学療法士が仕事できるの!?」と新たな発見になります。

 

私も実際、転職エージェントから「個人経営のデイサービス」を紹介してもらい、転職した経験があります。

理学療法士が1人だけの職場でしたが、マウントの取り合いや研修会の強制参加もなく、プライベートが充実した毎日を過ごしています。

 

面接の場で「給料を上げて」と言いにくいので、面接の前に給与交渉をしてもらい、求人票よりも年収が上がりました。面接の前に自分が希望する条件を交渉できるのも転職エージェントを利用するメリットです。

【まとめ】理学療法士の資格を持っていても別の道に進む人はいる!

理学療法士でも病院以外の会社や、別の道に進んで充実したセカンドキャリアを歩む方はたくさんいます。

 

給料や経営が安定した病院勤務も魅力的ですが、今の仕事に満足していないのなら、病院以外の就職先を探してみましょう。

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