作業療法士の転職情報

作業療法士【OT】で公務員になるには?倍率や給料、年齢制限。国立病院機構の受験内容も

作業療法士-公務員

作業療法士で公務員になれることを知っていますか?

 

国立病院県立病院といった行政が運営している公立病院の職員は公務員に該当するため、作業療法士という専門職でも公務員として勤務することができます。

 

公務員を含めた求人情報は、通勤できる範囲内での求人情報をとにかく集めておくことが大切になります。

まずは作業療法士専門の求人情報を見てから、公務員と一般病院・施設の条件を比較することをおすすめします。

国立病院機構の試験を受けてみた!

私は学生時代、国立病院の試験を受けたことがあります。

国立病院の作業療法士になるには、各エリアの国立病院を担当している独立行政法人国立病院機構が行っている試験を受ける必要があります。

 

私は中国・四国エリアの国立病院を受験しました。

リンク▶独立行政法人国立病院機構 中国・四国グループ

 

当時、山口県下関市にある関門医療センターが新しく開設されたばかりで就職したいと思って受験しました。

しかし、試験に合格しても中国・四国エリアのどこの病院に配属されるのかは自分で選ぶことができません。

どうせ一人暮らしするから転勤になっても大丈夫!

 

中国・四国エリアに関わらず、国立病院機構の試験はどのエリアでも就職したい病院の指定受験はできないようです。

 

当時、募集要項に記載されていた初任給は月給16万円という超低賃金でした。当時は給料よりも経験を積みたい!という気持ちがあったのだと思います。中国・四国グループの試験は広島県で行われ、内容は小論文面接でした。

 

試験結果は12月末に電話で結果報告がありました。合格はしたのですが配属先が狙っていた関門医療センターではなく広島県の病院だったので、公務員への就職はお断りをしました。

 

今考えると、国立病院に就職すれば経験は積めるかもしれませんが、月給16万円ではかなり生活がきびしくかったでしょう。

あのとき国立病院を断って一般病院に就職したことは最善の判断だと感じています。

月給16万円じゃあ貯金なんてできないよね

 

「公務員は安定している」とよく言われていますが、定年までの長期的に見れば昇給が安定して倒産するリスクもないので安定しているかもしれません。

 

私は「初任給から月給20万円以上は欲しいな」と思ったので、一般病院に就職をしましたが、今では正しい選択だったと思っています。

公務員への転職は間違いではありませんが、一般病院や施設、訪問系などのいろんな求人案件と比較することが大切だと思います。

訪問系や個人病院でも経験や勉強はできる!

 

公務員への就職・転職を考えているなら、まずは転職情報を揃えてから、情報を比較できる段階にすることから始めてみましょう。

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公務員の作業療法士の仕事内容

公務員の作業療法士といっても一般病院と仕事の内容は同じです。

公立病院はベッド数が多い大病院がほとんどなので、スタッフ数や症例数が多いといった特徴はあるでしょう。

 

公立病院でもその病院によって診察可能な疾患が異なります。整形疾患のリハビリが中心であったり、もしくは呼吸器疾患のリハビリが主だったりと病院によってさまざまです。

 

共通することといえば、公立病院はハイレベルな医療を提供しているので多くの経験や知識は得ることができると思います。

 

公務員は独立行政法人国立病院機構の他にも各自治体や求人情報サイトでも募集をしています。

公務員の作業療法士の平均

地方公務員作業療法士の平均給料と年齢はこちら。

  • 全地方公共団体▶30万7,695円 【40.9歳】
  • 都道府県▶32万4,180円 【42.2歳】
  • 市▶31万4,720円 【39.9歳】
  • 町村▶29万0,400円 【41.1歳】
  • 特別区▶32万7,192円 【46.3歳】

平成29年度版「地方公務員給与実態調査結果」を基に算出

この金額から社会保険料や税金が差し引かれるので、手取りは25~26万円といったところ。年収は上記の月収×12に賞与がプラスされます。

 

公務員だからといって給料は高くありません。

さらに新人の初任給20万円前後がほとんど。20万円×12+賞与なので年収は300万円ほどの低所得になります。一般施設の介護士なみですね…

 

地方公務員でも国立病院でも給与水準はほとんど一緒です。

公務員のメリットといえば、安定した昇給があることでしょうか。経験20年目を超えてくると一般的な作業療法士の収入に近づきます。新人の頃は収入が少ないので生活は苦しくなる可能性はありますね。

公務員の作業療法士のメリット

作業療法士が公務員になるメリットは3つ。

  • 公休が多い
  • 廃業やリストラに遭うリスクがない
  • 昇給・役職手当が明確に定められている

 

最近では年間公休数が100日にも満たないブラック企業が増えているので、年間公休が120日以上ある公務員はとても魅力的に感じてしまいます。

公務員は休みが安定している

公務員のメリットは公休数が多いこと。

基本的に土日祝や年末年始・ゴールデンウィークはすべて休みなので年間120日以上の公休があります。

有給休暇の消化もしやすいのでプライベートな時間は確保することができます。

 

ただし、公立病院でも回復期病棟は土日祝でも出勤する病院があります。

その場合は平日が休みになり、年間の公休日数は土日祝が休みの人と変わりません。

倒産・リストラのリスクがない

公務員は経営不振による倒産リストラのリスクが低いという点がメリットになります。

仮に務めている病院が廃業したとしても、代わりの転勤先を必ず探してくれます。

 

最近は経営不振や跡取り問題で廃業する病院も少ないありません。

定年まで安定して職場で働きたいと思っているのなら、公務員はおすすめです。

昇給の金額が保証されている

公務員は昇給や役職手当の金額が明確に定められています。

民間病院に比べて、公務員の昇給は高いことがほとんど。

 

公務員は初任給こそ安いですが、経験年数が20年を超えてくると民間病院以上の給料になることもあります。

公務員の作業療法士のデメリット

公務員の作業療法士にもデメリットがあります。

  • 副業が禁止
  • 初任給が安い

 

特に公務員の副業に関しては明確に禁止されており「給料が少ないからアルバイトするか」といったことはできません。

公務員は副業が禁止されている

公務員は規定によって副業が禁止されています。

民間病院なら副業がバレても怒られる程度ですが、公務員の場合や減給や解雇といった懲罰は避けられません。

 

ただし、不動産投資だけは戸数制限内であれば不動産を所有できるので、副業が可能です。

公務員は初任給が安い

私が受験をした独立行政法人国立病院機構の初任給は月給16万円という超低賃金でした。

 

公務員は昇給が安定しているので、長く勤めれば給料が確実に上がります。

しかし、お金を自由に使うことができる20代で給料が安いと何のために働いているのか疑問に思ってしまいます。

公務員になるための年齢制限や倍率

公務員になるためには基本的に試験があります。

試験を受けるには30歳未満や60歳未満など年齢制限が設けられている場合があるので募集要項を確認してください。

 

試験は教養試験(一般常識、言語能力、数的能力等など)や専門試験(解剖学・生理学・運動学など)に加え、面接や小論文があります。

私が受験した国立病院機構は面接や小論文だけでした。

 

公務員の受験倍率は公表はされていませんが、レアな求人であることから倍率が高いです。

公務員=安定しているというイメージがあるので、現在でも人気の職種であることは間違いないでしょう。

【まとめ】公務員だから安定しているは本当?

私は学生時代に国立病院機構を受験しました。

理由は2つ。

  • 公務員は安定してそう
  • 知識や経験を積めそう

 

私が学生だった当時は公務員=安定しているという人気の職種でした。しかし今振り返ると月給16万円のどこが安定してたのだろう?と感じています。

公務員は副業が禁止されています。お金が必要になっても副収入を得ることは許されていません。

 

お金の安定を求めて公務員になることはおすすめしません。組織の運営は安定しているかもしれませんが、給料は安いです。

就職・転職は通勤が可能な地域で、公務員も含めて総合的に探してみることをおすすめします。

いろんな求人を調べていると、「あれ?公務員よりも良い求人があるじゃん!」ということが多々あります。

 

就職・転職はまずは情報を揃えてから各条件を比較することが鉄則です。

情報を揃えていないと、比較ができないので就職が決定してから「もっと良い求人があったのに…」と後悔してしまうことになります。

 

転職情報を集めるならマイナビコメディカルで転職エージェントを付けることをおすすめします。通勤可能なエリアや年収・希望公休を伝えるだけで、あなたの希望に合った案件を無料で探してくれます。

 

自分でハローワークやネット検索をするよりも、はるかに効率的に情報を集められます。

仕事や学業と就職活動の両立はなかなか難しいため、とりあえず情報を集めることから始めてみることをおすすめします。

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