どんなに憧れていた職業でも、実際に働くと「やっぱり止めておけばよかった」と後悔することがありますよね。
作業療法士も例外ではなく、やっぱり別の仕事で働けばよかった…と思うことはけっこうあります。
この記事では現役の作業療法士が後悔したこと・退職したいと感じた出来事をランキング形式で紹介します。
「作業療法士の仕事がつらい…」と思っている方、つらいのはあなただけではありません。
少しでも、あなたの悩みのヒントになれば幸いです。
【第1位】人間関係が面倒
仕事の悩みの大半を占めるのが人間関係の悩みです。
- 上司に怒られる
- やる気マンマンなOTが面倒
- 看護師の機嫌をとらないといけない
- ワガママな患者にイライラする
- 家族が理屈の通らないことを言ってくる
今や作業療法士は医療技術職ではなく、サービス業です。
人と接する仕事なので人間関係の悩みは切っても離すことはできません。
この記事では上司や看護師との人間関係を良好にするためのポイントをさらに詳しく解説しています。
【第2位】働いているのに勉強・研究がしないといけない
「国家試験をクリアしてやっと勉強から解放される!」と思っていませんでしたか?
作業療法士は働いていても、一生勉強することが求められます。
私も「仕事をして給料を稼いでいるのになぜお金を払って研修会に行かないといけないの?」と不思議に思いました。
研修会に必要な費用はバカになりません。徒手療法系の研修だと、1日1万円以上する高額な研修もあります。
研修に参加しないと、上司から評価されなかったり、同期や後輩からバカにされてしまう心配もありますよね。
研修は公休日に実施されるため、プライベートな時間も削られます。
【第3位】給料が上がらない
初任給が安くても、長く勤めてどんどん給料が上がっていくなら問題ありませんよね。
私が勤めていた職場は、1年間勤めても月給が750円しか昇給しない職場でした。
10年勤めても7500円しか上がりません。笑
昇給が安いと「自分はこの職場に勤め続ける意味はあるのか?」と思ってしまいます。
作業療法士は診療報酬・介護報酬が決まっているので経験を積んでも利益は増えません。
もっと勉強しろ!と言われてもに「いや、勉強しても給料上がらないでしょ」と思ってしまいます。
悩みを解決するために私がとった行動
私はまず作業療法士協会を辞めました。
作業療法士協会は年間2万円近くの年会費がかかるし、研修に参加すれば公休日が仕事になります。
最近では非常にわかりやすい書籍もたくさんあるので、勉強をしたいなら本を読めばいいです。関連記事▶日本作業療法士協会に入らないメリット・デメリット。年会費を免除できる方法はある?
そして勉強熱心なやる気マンマン作業療法士と話を合わせることを止めました。
どこの職場でもいますよね。仕事が一番!という作業療法士。
やる気マンマン作業療法士に合わせて仕事をすると、仕事中ずっと難しい話に合わせないといけないし、仕事中に気が休まる瞬間がありませんでした。
そんな作業療法士とは距離をとってもなんの支障はありません。人間関係に疲れているのなら、話していて疲れる人とは関わりを減らしましょう。
自分が解決に向けた行動をしていても相手は変わってくれません。どんなに後悔して苦しんでも上司や会社は自分の悩みなんかどうでもいいと思っています。
行動しても解決しないのなら他の職場に転職することも有効です。
まずは自宅から通える地域でどんな求人案件がでているのか調査することから始めてみましょう。