作業療法士はすべての都道府県で平等に分布してるわけではありません。
人材が余っている地域もあれば、人材不足で求人が豊富にある地域あります。
一般的に人材が余ってる地域は平均給料が安くなり、人材が足りない地域では平均給料は高くなります。
高収入を目指すのであれば作業療法士の供給が少なく、需要が多い地域で就職することは重要なポイントです。
作業療法士の分布。九州・四国は供給過多
こちらの図は各都道府県の人口に対する作業療法士数を表した図です。
偏差値が低いほど作業療法士が足りておらず、需要が高い地域と言えます。
意外にも関東・関西圏で作業療法士が少ないことがわかります。
九州・四国は作業療法士の激戦地域。九州は社会医療法人社団池友会をはじめ、養成校が多いことも供給が多い理由でしょう。
都市部の就職は高収入を狙える
上記の図から関西・関東の都市部は作業療法士が足りていないことがわかりました。
確かに東京都や大阪で求人を検索すると豊富に求人案件が出てくるので、将来転職をするとしても仕事に困ることはないでしょう。
養成校を卒業して初めて就職をする人や独身で身動きがとりやすい人は今のうちに関東・関西の需要が豊富な地域へ転職することをおすすめします。
私は福岡県に住んでいるのですが、人口の多い福岡市や北九州でも作業療法士の求人は非常に少ない状況です。求人案件を見ても給料が安い介護施設がほとんど。
地域を変えないと転職は難しいことを感じています。
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都市部は生活費が高い?住宅手当が出る求人を探そう
「都市部は生活費が高くなるからちょっと…」と敬遠していませんか?
大病院や運営母体がしっかりしている介護施設は住宅手当てが付く求人も多くあります。
住宅手当てを含めて家賃を検討すれば生活費はかなり安くなります。
住宅手当ては求人を探す上で大切なポイントになるので必ずチェックしましょう。
【まとめ】求人を調べることから始めよう
「今の職場を辞めようかな…」と考えてから求人を調べていませんか?
転職する意思がなくても、就職を狙う地域内の求人は定期的に調べるようにしましょう。
いつ見ても掲載している求人は人材が集まらない何かの理由があります。
ボーナス月や年度末はレア求人が出やすかったり、時期によって給与額が変わっていたりとさまざまは発見があります。
普段から作業療法士の市場調査をしておくクセをつけておきましょう。
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